土合駅へ行く

夏の青春18きっぷ期間が始まりました。というわけで早速使用。まずはこれまで何度か通過したことはあるものの降りたことはない土合駅へ行ってきました。

水上11:31発の長岡行きで土合まで行き(11:40着)土合12:25分発の水上行きで戻ってくるというスケジュールです。どちらも乗り逃せば2時間待ち3時間待ちの世界。

まずは水上へ

高崎からは115系で水上まで。大雨で利根川は濁流となってました。というか昨日は渋川〜水上が大雨で運休だったはず。大丈夫か?

水上で長岡行きに乗り換え。時間があるので一旦改札を出ます。ここから長岡方面は1日に6本しかありません(乗る予定の11:31発は「土休日のみ」となってますが7月15日から8月いっぱいは毎日走ります。ちょっとこれ見てあせったw)

水上駅みどりの窓口が撤去されてkaeruくんが設置されてました。自動券売機と間違えそうですがこれは電話で切符を注文するもので、まったくの別物です。

水上駅近くの踏切から越後湯沢方面を撮影。と、相変わらず増水しまくってる利根川

土合駅

水上駅停車中の長岡行き。これで土合へ向かいます。豪華4両編成wの割に乗客はおらず、最終的に発車するときになっても10人いたかどうか……

ひとつ手前の湯桧曽駅から土合駅下りホームのある新清水トンネルに入ります(左側に見えるトンネルがそれ)。ここから上下線別ルートとなっており、上りは右の山中腹に見える線路を通ってさらに山をぐるっと回ってここまで降りてきます。

土合駅地下(下りホーム)

そして土合駅に到着。降車客は自分含めて3人しかもみんな駅見物。……と思ったらなんか作業員ぽい人がわらわら出てきて、電車が出発したらレールの溶接を始めやがった……この時間にやるのか……そりゃ貨物や夜行が行き交う深夜より通過列車少なそうだけど……おかげで工事の音が響き渡るありさま、そりゃないよ(つД`)

壁にあった名所案内「新清水トンネル徒歩10分」て、それはここだろw きっと駅舎基準に書かれてるんだろうな。

水上方(進行方向後ろ)ホーム先端からホーム側とその反対側をそれぞれ撮影。通過列車待避可能な構造になっているが、新幹線ができる前はここで特急の通過待ちとかやってたんだろうか。ホーム写真に写ってるオレンジの光は作業の照明か溶接の火花ですorz

待合室とトイレ(奥の明かり)もあります。

ホーム上にある各停車目標。ここの信号機は赤の時間が長そうだw

越後湯沢方(進行方向前)からホーム全体を写す。相変わらず絶好調で工事やっていますorz

地上への階段

そして「地上への階段」これを登らないとここで2時間待ち(今日は工事音つきw)、登り切っても上り列車に間に合わなければ上で3時間近く待つはめになるわけで、なにがなんでも上り列車発車までに登り切らなければならない(この段階で発車まで35分くらい)

ちなみに階段脇のスペースはエスカレーター設置構想があったとかなかったとか……

床に書かれた中間地点の表示とその近くにあったベンチ。なんかベンチは新しいな。

途中、壁のあちこちから水がでていました。飲めるかな?と思ったけど怖いからやめたw

階段を上がるとまるっこい屋根の通路に出て川を渡ります。

川を渡ると今度は小学校の渡り廊下風な場所に……RPGのダンジョンじゃないんだからw

ようやく階段終了。

通路の窓から駅舎を見て、ようやく出口に……

やっと改札に。無人駅のはずなのに改札が4つ(?)も

駅にあった掲示類。右が鉄道関係で左が登山関係。鉄道関係の掲示は高崎支社管理のせいか首都圏の臭いがw

1日に5本の時刻表。

土合駅の駅舎と先ほど通ってきた通路。外から見るとこんな感じなのね。ちなみにここ、冬は雪で埋まりますw

しかし改札といいこの駅舎といい、結構立派なもので、それなりに賑わっていた時期もあったのかな?(今も車で来て駅を見て車で帰る人は結構いるようですがw)

土合駅地上(上りホーム)

上りホームはいたって普通の地上駅。新清水トンネルができる前は単線だったためここで列車のすれ違いなどをやっていたようで、その跡だけは今も残っています。

駅名票。

先端はホームが切れている……そういえば数年前の大雨で土砂崩れがあり復旧作業をしたものの、先端部分は使わないから切れたまま放置されたというのがあった記憶が……これがそれなのだろうか。

そうこうしているうちに上り列車がやってきました。暑い日などはトンネル内との温度差で窓が真っ白になってるんですが、今日はそうでもない感じ。ちなみにこの列車に乗ってたら湯桧曽駅の新清水トンネル出口で溶接作業をやってた作業員を乗せた軌陸車がトンネルから出てくるところを見ました。トンネルを逆走とは……それだけ列車本数ないんだな。