青森・函館旅行2

早朝の函館駅前と駅近くにある連絡線記念館。昨日とはうって変わって快晴となりました。

函館市電

乗る予定の函館出発の列車は10:40のため、出発まで函館市電に乗ってみました。

函館駅前電停にある時刻表と路線図などの掲示物。電車の運行は7時台かららしい。

で、やってきたのがこれ。確か都電の中古を使ってると聞いた気が…。板張りの車内などどことなくレトロな感じです。

途中の十字街電停で2系統に分岐しています。路面電車で分岐というのは非常に珍しいですな。

走行風景を…。ちなみに函館駅に戻る時に小学校の遠足か何かに当たってしまって凄まじい混雑の中、戻るハメになってしまいました。

函館〜津軽今別 白鳥

この日乗る予定の津軽線を目指し、JR東日本所有の485系、スーパーでない白鳥に乗車です。発車まで50分近くあるにもかかわらずドアを開けて乗車可能な状態になってました。

隣のホームにはスーパー北斗が入線してきました。

車内はこんな感じ。国鉄時代からの車両ですが、改装工事により新型車両にも見劣りしない設備になっています。

青函トンネルへ向かう車内から見た函館の街と昼食のいかめし。

この列車は途中の竜飛海底駅で停車するため。唯一開くドアである2号車に降車客が集まってきました。

津軽今別津軽二股駅

青函トンネルを爆走し、着いた駅はここ。

本州にある唯一のJR北海道の駅、津軽今別駅です。

保線員とみられる人たちと数名の乗客を降ろし、出発です。乗車客はいませんでした。

待合室と1日に2本しかない時刻表。ちゃんとした利用客がいるのかどうか極めて疑問です。

ここ、海峡線は踏切などがない高規格路線となっているはずですが(なにしろ新幹線の走行が前提になっているので)上りホームから出口へ向かうには構内踏切を渡らなければなりません。何となくこの駅の地位というか位置づけがわかるような…。踏切からも1枚撮ってみました。

駅の横には保線車両などの置き場になっているようです。

駅舎の代わりかどうかはわかりませんが、道の駅が併設されています。ちなみに新幹線が函館まで開通したら、ここに駅ができるようです(誰が乗るんだろ…)

で、何でこんな所で降りたのかというと津軽線に乗り換えるためです。普通は次の蟹田で乗り換えるのですが、さっき乗ってきた列車はこの後青森までノンストップとなっているため、蟹田での乗り換えはできません。

出入り口の階段を通って行くと、道の駅の建物の前にホームがありますが、あれが津軽線津軽二股駅となっています。津軽今別津軽二股は管理する会社も違う別な駅となっていますが、2つの駅は非常に近い位置にあり、乗り換えができるようになっています(東京の地下鉄の乗り換えの方がよっぽど歩く気がする)

下の津軽二股駅は普通にJR東日本の駅になっています。下から津軽今別の駅看板を撮ってみました。

というわけで、併設されている道の駅には両方の駅の掲示物があったりします。

こちらは特急や貨物が高速で行き交う津軽今別とは違ってどことなくのどかな雰囲気です。

津軽線の列車がやってきました。接続を意識したのかどうかはわかりませんが、20分ほどで乗り換えることができます。ちなみに車内はクーラーなどありません。窓をガバッと開けて外の風を堪能しましょうw

津軽今別三厩〜青森 津軽線階段国道

コトコトと列車に揺られて終点の三厩へ。このまま折り返してもいいのですがそれではあまりに芸がないということでw 中高年の観光客に混ざって村営バスに乗り、竜飛岬まで行ってみました。

で、これ。国道指定を受けている階段「階段国道」何年か前にテレビで見ました。


階段という条件だけを見ると「酷道」というものに分類されそうな所ですが、観光名所になっているためかハンパなく整備されています。下手な国道よりよっぽど整備されている気がする…あっちこっちにある国道看板は意図的に設置されたのだろうか…

こちらは階段の下の方の入口。ここから階段の部分まで民家の私道みたいな所を進んでいきます。初めてきてこちら側から入ると通るのに躊躇するかもしれません(あまりにも公道という雰囲気でない所だったので写真はやめておきました)

岬の散策が終わったら再び三厩駅へ。出発まで1時間くらいあったので周辺をうろついて時間をつぶしました。

ちなみに乗る列車は1日1本だけの青森行き(通常は途中の蟹田止まりで接続列車に乗り換え)入出庫のための運用です。

青森からは東北ではおなじみの701系弘前へ。この日はここで泊まります。