中央旧線(辰野支線)

詳しくはWikipediaでも参照してもらうとして、昔はトンネル掘れなかったから遠回りしていたけど今はトンネルできたから最低限の普通列車しか走ってないよという感じですな。新幹線開業で寂れていく在来線を思い出させるような区間でした。

上諏訪駅にてここまでずっと乗ってきたJR東日本115系(長野色)を降り(ちなみにこの日は立川からこの旧線区間を除き長野までずっと長野色115系だったw)、JR東海の119系飯田線直通の豊橋行きへ。JR東海豊橋行きと言えば1週間前のロングシート地獄を思い出してしまいそうでしたが、これはクロスシート車。ただし席は空いてなかったので運転室の後ろで立っていましたがw

旧線区間のうち、岡谷〜辰野は飯田線へ直通する列車となっており、松本方面へ向かうには辰野から塩尻まで荷物電車を改造した1両編成の「ミニエコー」へと乗り換えです。かつては特急列車などがひっきりなしに発着していたであろう広い構内にぽつんと停まっている1両の電車を見ると技術の進歩の残酷さ(?)を感じます。

ホームにあった時刻表。この駅を発車する列車はこれで全て。「特急あずさを呼び戻そう」という垂れ幕を目にした後、朝一本だけの0番線(ホーム全体の写真
で言うと駅舎のある左側のホームの一番奥にある)発車の列車とか見ると執念のようなものを感じます。

「ミニエコー」の車内。「乗客輸送のための最低限の設備はあります」といった感じか。この車両が新車に置き換わるとしたらどんなのが来るのだろうか。


塩尻駅で名古屋方面の中央西線へと向かうJR東海313系と並ぶ123系。ここでは「ミニエコー」の乗車位置案内札が下げられていました。