ハイブリッド気動車 キハE200に乗る

18きっぷ旅行その2ということで今週はこれ。先週は寝過ごして散々だったけれど、しっかり起きられ予定通り小海線起点の小淵沢までたどり着けましたw

小淵沢到着後しばし待った後、小諸からの快速列車として入線。この時点で既にボーイスカウトの団体やら、中学生だか高校生だかの仲間連れやら幼稚園の団体やら更にはテレビの取材やらでホームはかなりの混雑でした。

そして発車。発進時には停車時の発電ブレーキで蓄えた電気を使うということで、普通の気動車ではまずエンジン全開にして発進するのですがこれは電気なので当然、非常に静かです。普通の電車と同じですな。

小海線の小淵沢→野辺山は上り坂一本。とにかく常に上り勾配です。なにしろ野辺山駅は鉄道駅では日本一の標高ですから。というわけで発進後はただひたすら力走しなければなりません。というわけでエンジン全開w とはいえこのエンジン音も従来のに比べればかなり静かな感じ。エンジン自体も改良されたものなのだろう。


最初はこれで終点の野辺山まで行って、あたりを散策した後、一般車であるキハ110で帰ってこようかなと思っていたんですが、車内は人多すぎでもうちょっとゆったり見たいなと思い逆方向の列車ならということで、終点一つ手前の清里で降り、折り返してきたやつを待つことにしました。ちなみに前面の表示器にはワンマンと出てますが、今回、運転士の他に添乗の乗務員、車内改札要員にさらに車両部門の人なのか最後尾で走行データを取っていたりして、ワンマンどころじゃなかったですw

20分くらい待って来た折り返しの列車。予想通りガラ空き。というわけで車内の写真をw

小淵沢側の車両(キハE200-2)にはトイレの脇に解説用のモニタが設置されていました。現在の状況に応じて表示が変化していったりするのかな?

車内の写真。座席の配置などは従来のキハ110の配置ほぼそのまま、それをE233相当のパーツで作ったという感じ。キハ110になかったものとしてはバリアフリー対応トイレと開く窓かな?まぁ、窓を開けると窓のフレームが目の前に来て外が見えにくくなるというここだけ103系とかの2,3世代前の仕様に退化してるという困ったものではあるが(そんなに一段下降窓が嫌なのか?)

小淵沢を出てすぐの所にある水田には「風林火山」の文字が、乗務員の案内放送によると色つきの稲を植えて文字を作ったとか。

小海線の各駅では「ハイブリッド車両運行記念」として高原野菜と牛焼むすび弁当が売られていました。よく見たら「JR20周年記念」もくっついてる……牛肉とどこらへんが結びつくのか謎だがw おにぎりに牛肉が巻いてあってなかなかうまい。